そんな人におすすめなのが「ソーヤーミニSP128」浄水器です
この記事では「ソーヤーミニSP128」の特徴をお伝えしつつ、使ってみて感じたことを解説します
SAWYER・ソーヤー
「ソーヤー」は1984年創業のアメリカのブランドで、高機能な浄水フィルターやポータブル浄水器、ファーストエイドキットなどを製造しているブランド
ソーヤーの歴史についてさらに詳しく知りたい人はUPIホームページへ
ソーヤーミニ SP128・基本情報/特徴
世界最高基準のろ過装置
ソーヤーミニはアメリカで爆発的な人気を受けたことで2014年に日本でも発売開始された浄水器です
フィルターにはU字型の「ホロウ ファイバー メンブレーン」が入っていて無数にあいた0.1ミクロンの穴で水をろ過する仕組みになっています
ろ過能力は米国環境保護局の基準値をクリアしています
バクテリアや微生物など有害な微生物を除去する能力は薬品を入れる方法以外では世界最高レベルの除去能力です
UPIホームページより
ろ過性能についてもっと詳しく知りたい人はUPIホームページへ
重量はわずか41グラム
ホームページ記載の重量は41グラムです
実際に使用した後に測ってみると実測で53グラムでした
50グラムちょいで水が浄水できるようになり、水質へのリスクが減らせるのは川の水や湧水を飲料水として使っている人にはありがたいですね
コンパクトさ
全長が約13.8cm、径が3.5cmと手に収まるほどコンパクトなので装備をできるだけコンパクトにしたい人におすすめです
直感で分かる使い方
浄水器本体の扱い方は説明書要らずで超簡単です
「FLOW」と書かれた矢印の方向に水を流すと浄水されます
汎用性の高さ
ソーヤーミニはペットボトルやウォーターキャリーなどに取り付ける事ができるので汎用性が高いです
容量が大きめのボトルに取り付けておけばその場で浄水作業をする必要もなく、必要な時に浄水できるのがポイント
本体が合わない時でもストローがあれば使える
色々なボトルに取り付けできると言いましたが、広口ボトルなどには取り付けができません
そんな時は付属のストローを使う事で使用する事ができます
ソーヤーの浄水器を使うようになった経緯
私が最初にアウトドア用の浄水器として使っていたのがセイシェルの浄水ボトルでした
ボトルのフタに交換可能な浄水フィルターがついて、飲む時には浄水された水が出てきます
ろ過能力は38万リットル!メンテナンスをする事で半永久的に使用可能
ソーヤーミニのろ過能力は38万リットルとなっています
仮に一回のキャンプで4リットルの水を使うとすると、だいたい95000回分使えるということになります(一回5リットルの場合は76000回)
さらに、メンテナンスをすることでろ過できる水量は増えます
メンテナンス用の注射器・使い方は簡単
ソーヤーミニにはメンナンスするための注射器(針なし)も付属されています
使い方は簡単で、注射器を使って通常とは逆方向に水を流すことによってフィルターの清掃ができるようになります
使ってみて
ここまでソーヤーミニの特徴をお伝えしてきました
ここからは私が実際に使っていて感じることを解説していきます
沢の水をためらいなく飲めるようになった
登山の時には水場で水を確保しますし、釣りなどにいった時には釣りをする川の水を飲んだりすることもあります
登山道にある湧き水の水場や、川の水を飲む時は少し心配でした(水質的に)
が、
浄水器を使い始めてからは湧き水や川の水を飲む時も安心して飲めるようになりました
エバニューのウォーターキャリーとの相性がいい
私はソーヤーミニをエバニューのウォーターキャリーに取り付けて使っています
エバニューのウォーターキャリーは使わない時はクルクルと丸めて収納できるのでキャンプ地やテント場でだけ使う時にすごく便利です
このウォーターキャリーはサイズが900ml、1.5L、2Lの3サイズあるので用途に合わせてサイズを選ぶ事ができるのでおすすめです
付属のパウチは速攻で壊れた
ソーヤーミニを購入すると、0.5Lのパウチ(容器)が付属してきます
私自身も最初はそのパウチを使用していたのですが、すぐに壊れてしまいました
ソーヤーミニは水を入れた容器に圧力を加える事で浄水された水が出てきますのでより強い圧をかけることで水が出てくるスピードが速くなります
速く浄水したくて力一杯に圧力をかけていたら壊れてしまいました(10回くらい使用)
付属のパウチを使う時は力をかけるのはほどほどにしましょう
氷点下では使えない
氷点下の環境では浄水器の内部が凍ってしまい使えなくなってしまいます
浄水器は一度使用すると、内部の水分を完全に乾かす事ができなくなってしまいます
気温が氷点下になるような環境では内部に残った水分が凍ってしまい、ろ過するための道が塞がれてしまうため使用できなくなってしまいます
厳冬期の八ヶ岳に登山に行った時にソーヤーミニを持って行ましたが、気温がマイナス8℃まで下がったので凍ってしまい使う事ができませんでした
ジップロックに入れて携帯するのがおすすめ
浄水のために使った後には内部に残った水がポタポタと出てきます
携帯にはジップロックのような密閉できる袋などに入れておくと他の荷物が濡れません
ストローは使った事がない
直に飲む時や、広口ボトルで飲む時に便利なストローですが、私は使った事がありません
基本的に本体が取り付け可能なボトルを用意しておけばストローの出番はありません
まとめ
- 実測で53グラム、手に収まるサイズで持ち運びしやすい
- シンプルな構造なので直感的に使い方が分かる(簡単)
- 市販のペットボトルやウォーターキャリーに取り付け可能で汎用性が高い
- 広口ボトルにはストローを使う事で浄水が可能(直接飲むことしかできない)
- 38万リットル以上ろ過できるので半永久的に使用可能
- 付属の注射器を使ってフィルターを清掃できるから衛生的
- 世界最高クラスのろ過能力でも浄水できない場合もある
- 付属のパウチは力をかけすぎるとすぐに壊れる
- 氷点下の環境では内部が凍ってしまい使い物にならない
ソーヤーミニはこんな人におすすめ
- キャンプ地で水の確保をするハイカーやキャンパー
- できるだけ装備をコンパクトにしたい人
- 湧水や川の水を飲むのにちょっと不安や抵抗がある人(お腹が弱い人)
おわりに
半永久的に使える浄水器「ソーヤーミニ」の解説でした
浄水器を使い始めてから飲料水への不安が減りました!
キャンプや登山、釣りをする人には絶対におすすめのアイテムです!
最後まで読んでいただきありがとうございました
何かみなさんの道具選びの参考になれば嬉しいです