こんにちは、opoです。(opo_85)
薪ストーブや石油ストーブがあれば暖かく過ごすことはできます。
ですが、薪ストーブも石油ストーブもそんなに安いものではありません。
この記事ではストーブなどを使うことなく、暖房器具なしで冬キャンプを楽しむための防寒対策・5選を解説します。
失敗しないための寒さ対策5選
本日紹介する寒さ対策5選はこれです
- 対策1:寝袋の防寒
- 対策2:着るものの防寒
- 対策3:快適に過ごすための防寒
- 対策4:想像以上に寒かった時の防寒
- 対策5:最終手段(文明の利器)
それではさっそく詳しくみていきましょう
対策1:寝袋の防寒
インナーシュラフ
インナーシュラフ(インナーシーツ)は寝袋の中に入れて使用するもので、持っている寝袋の保温力を高めてくれる効果があります。
それだけでなく、コットンやシルクなどの素材のインナーは汗によるベタつきを防いでくれて快適だったりとメリットの多いアイテムです。
冬キャンプの寒さへの不安って、過ごす時もそうですけど、
「寝る時に寒かったら」って不安が大きいですよね
より寒いところにキャンプに行く時などには特に不安になります。
だからと言って冬用の寝袋を買い足すにはかなりの予算がかかりますよね。
そんな時におすすめなのがインナーシュラフです。
寝袋に比べてリーズナブルな価格で購入でき、また汎用性も高いのでどんな寝袋にも使うことができます。
私はシートゥサミットのサーモライトリアクターを使用しています。


コンパクトで軽量なのに持っている寝袋の使用温度を8℃向上させてくれる優れもの
寒さ対策だけでなく、夏場はこれをメインの寝袋として使っているので年間を通して使用できます。
サーモライトリアクターに付いて詳しく知りたい人はこちら
レビュー【シートゥサミット・サーモライトリアクター】インナーシーツで寒さ対策!
シュラフカバー
シュラフカバーはテント内の結露や雨などで寝袋が濡れてしまうのを防ぐための道具です。
防水性を高めるためのカバーですが、保温効果も上げることができるので寒さ対策として有効です。
おすすめは私も使用しているSOLのエスケープヴィヴィです。
内側にアルミ蒸着加工で熱を反射してくれるようになっているので複写効果によって保温効果が高くなります。
登山用のカバーに比べると価格が安いのもおすすめポイント
キャンプで使うならSOLエスケープヴィヴィでも十分です


使わない時は非常用として備蓄品にすることもできます。
インナーシュラフ、カバーを選ぶときはジッパーの向きに注意しましょう
一般的にジッパーは右側に付いていることがほとんどですが、ジッパーの付いている向きが違うと出入りが面倒になります
対策2.着るものの防寒
インナー(アンダーウエア)
ダウンジャケットやフリースジャケットは保温性が高く防寒対策としておすすめです。
ですが、
私はインナー(下着・肌着)から見直すことも強くおすすめします。
アウトドアブランドが作るインナーは正直感動するレベルですごいです。
ダウンよりもコスパもいいので予算がかからずにできる防寒対策です。
メリノウールのインナーは着心地もよく特におすすめです。
私が使用しているのもメリのウールを使用しているインナーで、保温効果が高く、寒い時期には必ず着ています。
ダウン・フリース
インナーから見直すことをおすすめしましたが、ダウンやフリースは必需品です。
インナーウエアのおすすめをしましたが、ダウンは冬キャンプには必須アイテム。保温性が高く、コンパクトになるダウン製品は絶対に持って行きます。
ダウン
焚き火の前で過ごす時だけではなく、寝る時に万が一寒い場合にはダウンを着て寝ることで寒さを凌げます。実際にマイナス10℃くらいの環境でキャンプした時にはダウンを着て寝ました。
私が使っているダウンはユニクロのウルトラライトダウンです。
高価なダウンでなくてもいいと思っています。
保温性の高い高価なダウンは最強だとは思いますが、焚き火をすると火の粉が飛んできて焦げたり穴が空く可能性があります。もし高価なダウンを着ていて穴が空いたらと考えるとキャンプを楽しむ所ではありません。
ユニクロのダウンでも十分に暖かいですし、コスパもいいので大満足・おすすめです。

640フィルパワーのダウンを使用していて高い保温性です。
コストと品質に大満足のダウンです。
フリース
フリースも防寒におすすめです。ダウンだけで防寒しようとするのは危険です。
ダウンとフリースを併用するのがおすすめです。
手袋

指先が出ているウール手袋もおすすめです。指先がでているので設営・撤収の時にもつけたまま作業が可能ですので防寒できます。
焚き火をするので革手袋や軍手は必ず持っていくと思いますが、革手袋・軍手との併用がおすすめです。
バラクラバ(ネックウォーマー)
バラクラバというのをご存じですか?ネックウォーマーが頭まで繋がっていて目意外を覆えるものです。
映画で強盗団がつけてるようなやつです。
見た目はアレですが保温性は抜群です。
アウトドアブランドから発売されているものはフリース素材で軽量・コンパクトなのでバックの隙間に入れることができます。
私はスノーボードの時に使っているものを使用しています。
対策3:快適に過ごすための防寒
ブランケット
ウールブランケットも使い勝手がよく、地面に敷いて下からの冷えを防いだり、肩からかけてくるまったりすることで寒さを凌げます。
ウールブランケットは重いしかさばるのでコンパクトさや重量を気にする時には持って行きませんが雰囲気抜群の道具でもあると思っています。
私が使っているのは軍モノのレプリカです。
それと大判のストール的なものを使っています。



もっとコンパクトにした人にはイスカのエアダウンブランケットがおすすめです。


ダウン製なので焚き火に弱いデメリットはあるものの、軽量・コンパクトに収納でき、保温力が高いです。
外で過ごす時にはブランケットとして使い、寝る時にはお腹に巻いたりすることでマルチに使用することができます
イスカのエアダウンブランケットについて詳しくはこちら
レビュー【イスカ・ダウンブランケット】あると安心!寒さ対策にちょうどいい
対策4:想像以上に寒かった時の防寒
湯たんぽ
湯たんぽも効果は抜群です。私はステンレスボトルを水筒兼、湯たんぽとして使っています。

熱湯を入れてそのままだと熱いのでタオルを巻いたりする必要があります。私はタオルを巻いてコットンの袋に入れて湯たんぽとして使っています。
シングルウォールのステンレスボトルは直火にもかけることができるので重宝します。
氷点下になっている時はウォータータンクに入れている水も凍ってしまいます。
ですがステンレスボトルがあればそのまま火にかけられるのもいいところ。
寝る時は湯たんぽとして使い、翌朝はそのままお湯を沸かしてコーヒーを飲めば一台二役です。
注意点として、キャップをしっかり締めたか確認しましょう。
以前キャップがしっかり締まっておらず、シュラフが濡れてしまって辛い経験をした事があります。
くれぐれも注意が必要です。
注意点として、キャップをしっかり締めたか確認しましょう。以前キャップがしっかり締まっておらず、シュラフが濡れてしまって辛い経験をした事があります。くれぐれも注意が必要です。
対策5:最終手段(もしもの時は文明の利器)
カイロ
最後の対策は文明の利器”カイロ”です。
真冬には重宝すること間違いなしです。
私がいつも使っているのは小林製薬から発売されているマグマといういかにも暖かそうなネーミングのカイロです。
実際に使っていますが、通常のカイロよりもかなり熱いです。
通常のカイロを使った時は寒すぎてなかなかカイロが発熱しない時がありますがマグマはしっかり発熱してくれます。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
なんで寒い冬にわざわざキャンプなんか・・・そう思う人も少なくありません。
ですが冬のキャンプは焚き火の暖かさを感じることができたり、人が少なかったり、空気が澄んでいるので星空が綺麗だったりと魅力も沢山あります。
私はこれまでマイナス10℃の環境でキャンプをしたり、冬の雨のキャンプで辛い思いをしたり、雪の中キャンプしたりしてきました。
そんな私が実践している寒さ対策を紹介てきました。
何かみなさんの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。