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登山レポート【丹沢・檜洞丸】9月|西丹沢ビジターセンターから「日帰りピストンルート」

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こんにちは、opoです(opo_85)

西丹沢の「檜洞丸」に日帰りで登ってきました!

この記事では、西丹沢ビジターセンターからツツジ新道を通り、ゴーラ沢出合を経由して檜洞丸に登るピストンルートの紹介をします

9月の檜洞丸は秋の気配を感じつつもまだまだ暑さとの戦いでした!標高差が1,200mあり、ゴーラ沢出合いからは登りごたえのある登山道が続きます!

体力を要するも、人の少ない静かな森の中を歩くことが出来ました!

西丹沢・檜洞丸

檜洞丸(ひのきぼらまる)は丹沢山地の西部、神奈川県は足柄上郡山北町と相模原市にまたがる標高1,601mの山です

丹沢山地の中で4番目に標高の高い山で、関東百名山にも選定されている山です

登山ルート

檜洞丸 / opoさんの檜洞丸の活動データ | YAMAP / ヤマップ
登山ルート
西丹沢ビジターセンター(8:35) → ツツジ新道入り口(8:45)
ツツジ新道入り口(8:45) → ゴーラ沢出合(9:27)
ゴーラ沢出合(9:39) → 展望園地(10:36)
展望園地(10:45) → 檜洞丸(12:09)
檜洞丸(13:07) → 展望園地(13:54) 
展望園地(14:08) → ゴーラ沢出合(14:50) 
ゴーラ沢出合(15:00) → 西丹沢ビジターセンター(15:57)

総距離は約9.9km、標高差が1,200m、コースタイムが7時間〜8時間(休憩込み)です

西丹沢ビジターセンター駐車場

登山口から一番近い駐車スペースは「西丹沢ビジターセンター」になります

建物に隣接された駐車スペースに約10台ほど、その他、道路沿いに20台ほど駐車できるスペースがあります

西丹沢ビジターセンターは檜洞丸以外にも、畦ヶ丸や大室山などへの登山口にもなっているので混み合います

ビジターセンターが空いていない場合、林道を1.6kmほど下ったところに観光客用の駐車場があります

私がいった日も登山者や釣り人で賑わっていました!(早めに到着してよかった)

ツツジ新道入り口 → ゴーラ沢出合

駐車場の西丹沢ビジターセンターを出発すると、キャンプ場の横の林道を通って登山口に向かいます

林道を10分ほど歩くと、右側にツツジ新道の入り口が見えてきます

林道は見晴らしがよく、キャンプ場には色とりどりのテントが張ってあり賑やかです。登山口をついつい見逃さないよう注意しましょう!

林道から登山道に入ると、道幅の狭い登山道を歩きます

狭いので、下山車と通り過ぎる時や、後から来たペースの早いハイカーに抜かしてもらう時は気をつけましょう

山腹の登山道ですが、ところどころ木で作られた橋を渡りながら標高を上げていきます

ずっと登りですが、傾斜はそこまで急ではないので歩きやすかったです

樹林帯の中を歩くので日差しをさえぎってくれ、傾斜も緩やかなので気持ちよく歩くことができます

私が登ったのが9月初旬だったのでまだまだ気温が高く、少し前に降った雨の影響で湿度も高かったのでかなりの汗をかきました

ツツジ新道入り口からだいたい45分ほどで「ゴーラ沢出合」に到着です

ゴーラ沢出合 → 展望園地

(沢の水は透明度が高くキレイ)

ゴーラ沢出合で渡渉しますが、橋がないので岩を飛び越えて渡る必要があります

岩はそこまで大きくなく、不安定なので慎重に!(私はバランスを崩して片足をドボンしました)

ゴーラ沢出合は開けていて、ベンチなどはありませんが、イスにぴったりな岩が多く、休憩するのにおすすめです

ゴーラ沢出合を出発するとすぐにクサリ場があります

檜洞丸までの登山道で一番の難所と呼べるクサリ場で、長くはありませんが慎重に登りましょう

足を掛けられる場所は多いので落ち着いていけばそこまで危険は感じません

ゴーラ沢を過ぎたところで出迎えて来れたのは角の立派な雄鹿

人に慣れているのか、逃げる様子もなく、こちらにシャッターチャンスを与えてくれます

檜洞丸までの道のりでは「キノコ」がたくさん生えていて、歩く人を楽しませてくれます

キノコに詳しくはありませんが、きれいな色のキノコや、黒いちょっと不気味なキノコがあってバリエーション豊かでした

キノコを楽しみながら登りますが、登山道はどんどん急になるので体力勝負の区間になります

ゴーラ沢出合から約1時間、ひたすら登り続けたところで展望園地に到着

展望園地からは晴れていれば富士山がみえるはずですが、この日はあいにくガスってきてしまい景色を見ることはできませんでした

ベンチが設置されているので休憩するのにぴったりな場所です

展望園地 → 檜洞丸

展望園地からもひたすら登りが続きます

階段やハシゴなどもあり、平坦な場所もほとんどなく続く登りは体力勝負

登山口からの標高差が1,200mありますが、これは北アルプスなどに登る時の標高さと近いです(けっこうキツいってことです)

気温も高かったのでこの時ですでに滝汗でした

長く続いた登りですが、展望園地から檜洞丸の途中、石棚稜分岐付近からは木道になり、傾斜も緩やかになります

木道は歩きやすく、ここまで登ってきて乱れた呼吸を整えながら歩くことができます

木道を過ぎ、山頂直下の木の階段を登ると檜洞丸の山頂に到着!

西丹沢ビジターセンターからは大体3時間30分、展望園地からは1時間20分ほどで到着することができました

山頂は広く、ベンチも複数あるのでご飯を食べたりするのに適しています

晴れていれば展望もよく、眼下に広がる景色を見ながらの休憩ができますが山頂は真っ白でした(いつかリベンジしたいと思います)

(山頂で食べた定番のカップヌードル・休憩スペースはたくさんある)

檜洞丸 → ゴーラ沢出合

(山頂付近の木道は下山時も気持ちよく歩くことができます)

下山は来た道を戻って駐車場を目指します

時間に余裕のある人は犬越路を経由して下山することで周回コースにすることもできます(コースタイムは1時間長くなります)

ひたすら登ってきたきた道を今度はひたすらに下り続けます

登りではゴーラ沢出合から山頂まで2時間30分かかったコースでしたが、2時間かからずにゴーラ沢まで下ることができました

登りの方が筋力にかかる負担は大きく、時間もかかりますが、下りはスピードを制御しながらの歩行になるのでヒザに負担がかかり、だんだんと力が入らなんくなってきます

適度に休憩をとりながら進むようにしましょう

ゴーラ沢出合 → 西丹沢ビジターセンター

(ゴーラ沢出合を過ぎてしばらく行ったところの分岐点)

ゴーラ沢まで来れば、山頂からゴーラ沢までのような急な斜面はもうありません

ゴーラ沢出合を過ぎて少しすると分岐があり、どちらからでもビジターセンターに行くことができます

登りではツツジ新道を使って登ってきたので、帰りはウェルキャンプ西丹沢キャンプ場を通ってビジターセンターに戻るルートで下山します

分岐からしばらくは川沿いまで一気に下り、川沿いを歩いてビジターセンターまで向かいます

川沿いまで下りてからは重機が通れるほどの道幅の林道を20分ほど歩くと西丹沢ビジターセンターに到着です

8時30分からスタートして帰ってきたのが16時前、休憩込みで7時間30分で駐車場まで戻ってくることができました

檜洞丸は標高はそこまで高くはありませんが、標高差1,200mある体力のいる山でした!

最寄りのコンビニ

登山口のある西丹沢ビジターセンターは国道246号線の清水橋の交差点を曲がってから一本道ですが、曲がってからはコンビニ等はありませんので、前もって買い出しをしておく必要があります

秦野方面から来るか、御殿場方面から来るかで最寄りのコンビニが変わります

秦野方面から

秦野方面から登山口に向かう場合、ファミリーマート山北町店が最寄りのコンビニです

国道246号線沿いにあるので寄りやすいです

御殿場方面から

御殿場方面からだと、ローソン小山町白岩店が最寄りになります

御殿場から向かってくると反対車線になるので少し入りにくいのがネックで、御殿場市内のコンビニで買い出しを済ませてから向かうのがおすすめです

立ち寄り湯

登山口から一番近いのが「ぶなの湯」です

川沿いにある温泉施設で、夏場は川遊びをしている人たちやハイカーで賑わいます

土日は混み合いますが、登山口から近く、すぐに汗を流せることがメリットです

ぶなの湯
料金大人:2時間750円 
子供:2時間450円
開館時間平日10:00~18:00(最終受付17:00)
土日祝(3~11月):10:00~19:00(最終受付18:00)
土日祝(12~2月):10:00~18:00(最終受付17:00)
定休日毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
休館日12月28日~1月4日
(2023年9月調べ)

おわりに

西丹沢ビジターセンターから檜洞丸への登山ルートの紹介でした

これから季節は秋に向かいます

山が紅葉で色づく季節は気温も下がり、歩きやすくなります

丹沢は関東からのアクセスもよく、時間もかからないので、日の短くなる季節の登山におすすめです!

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

ではまた!

ABOUT ME
opo85
キャンプ、登山、釣り、ウインタースポーツなどアウトドアが大好きな30代。小さい頃から大好きだったキャンプを中心にアウトドアを楽しんでいます。
パタゴニア

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