そんな人におすすめなのが「BRING・WUNDERWEAR”ONE”」です
アンダーウエアといえば、1番最初に着るウエアのことで、肌に触れるアンダーウエアは「快適さ」と直結するので着心地はかなり重要なポイントです
BRING・WUNDERWEAR”ONE”は「機能面」、「着心地」、「扱いやすさ」の三拍子揃ったアンダーウエアでよかったのでレビューします
- WUNDERWEAR”ONE”スペックやサイズ感
- 使用感(レビュー)
- キャンプ歴は20年以上
- 渓流釣り(テンカラ)5年目
- アルプスから低山まで山登り
- 装備はできるだけ軽く、ULなスタイルで(現在ベースウエイト4.5kg)←装備について詳しくはこちら
BRING・WUNDERWEAR”ONE”
BRINGとは
出典:BRING
「地球を着まわせ」をコンセプトに毎日の生活と自然の中で生き延びるための服をつくっているブランドです
ポリエステルを減らすことや、使うことをやめるのではなく、ポリエステルをサステナブルな原料に変えることを考え、回収した服を、原料にまでリサイクルし、再び糸・生地・服をつくっています
WUNDERWEAR”ONE” 50/50の基本情報
サイズ | S、M |
重量 | 50/50:75.5g(実測値・Mサイズ) |
素材 | スーパーエクストラファインメリノ 再生ポリエステル |
50/50と70/30の違いは「メリノ」と「化繊」の割合
50/50 | ウール50%、ポリエステル 50% |
70/30 | ウール70%、ポリエステル 30% |
WUNDERWEAR”ONE”はメリノウールとポリエステルの混紡の割合を変えた2種類がラインナップされています
実際に触ってみると質感はほとんど違いを感じせんでした。「速乾性」を重視したい人は50/50、「保温性」を重視したいならウールの割合の多い70/30を選ぶようにしましょう
(質感に違いは感じませんが、ウールの割合の多い70/30の方がわずかに価格が高いです)
私が50/50にした理由
私は登山でも行動中に汗が滝のように流れるので保温性は重視しませんでした
これは夏に限ったことではなく、気温が低い冬場でも汗をたくさんかくので基本的に一年中アンダーは薄手を好んで着ています
WUNDERWEAR”ONE” の特徴
- 再生ポリエステルを使用
- スーパーエクストラファインメリノを使用
- 日常着の洗濯物と一緒に中性洗剤で洗う事ができる
- オールジェンダー(男女兼用)
- 前後兼用
- 13色の豊富なカラーバリエーション
WUNDERWEAR”ONE” の魅力
使ってみて感じたこと
標高が2500mを超える北アルプスでの縦走や、1000mほどの低山などで使用してきました
実際に使ってみて感じたことをいいことも残念なところも写真付きでレビューしていきます
着用していて蒸れを感じない
触ってみると厚手なので心配していたのは夏に着用した時には暑く、蒸れを感じることですが、実際に着用してみると心配無用でした
メリノの調湿性能の高さを実感・ベタベタ感もなし
メリノの特徴でもある調湿機能が発揮してくれていて、行動中に汗をかいて、WUNDERWEAR”ONE”が湿った状態になってきても、蒸れて不快を感じるようなことはありませんでした
長く行動し続けることでウエアがびしょびしょに濡れ、飽和状態になってしまって時もベタベタと貼り付いてしまうようなことはなく、着用時にストレスを感じることはありませんでした
抜群の伸縮性で最高の着心地
不快感を感じない理由としては、調湿性に優れたメリノウールを使用していることと、伸縮性が高く、無縫製ニットでしっかりと体にフィットしてくれることです
フィット感は高いですが、締め付けを感じることはなく、程よくフィットしてくれる感じです
無縫製ニットだからゴワゴワした感じもなし
ウエスト部分もニットが使われているので、締め付け感がなく程よく感じます
加えて縫い目のない「無縫製」ニットで、縫い目がゴワゴワするようなこともなく、着用していてストレスを感じません
より高いフィット感を求めている人はWUNDERWEARを選択
この記事で紹介しているのはWUNDERWEAR”ONE”ですが、WUNDERWEAR”ONE”と主な素材は同じで、フィット感が高められているのがWUNDERWEARです
ウエスト部分にフィット感を高めるゴムが使用されているので着用中のズレなどを気にしたくない人はWUNDERWEARを選びましょう
サイズ感について
サイズは「S」「M」の2種類で、普段、LやXLを着用することが多い私なので、心配したものの、程よくフィットしてくれます(私が着用しているのはMサイズ)
ただし、たぶんかなり伸びた状態で着用しているので、着続けた時の耐久性に若干の不安はあります。着用を始めて3ヶ月、今とのところは問題ありません(耐久性については今後レポートしします)
前後兼用で履く時に前後を気にしなくていいのは地味にらく
前後が決まっているパンツと違い、WUNDERWEAR”ONE”は前後兼用で、前後の構造が同じ。これによりどっちを前にしても履くことができます
初めて着用した時は前後兼用の構造に若干の違和感を感じました(お尻側がローライズにかんじた)
ですが、違和感はすぐになくなり、着用する時に前後を気にする必要がなく、暗い中での着替えでもいちいち確認する必要もないのでらくです
着用し続けても全く臭わない「防臭性」の高さ
夏の北アルプスでのテント泊に行った時、前日夜から履き始めて下山するまで約45時間、行動中も寝る時も着用を続けた後の臭いチェックでは全く臭いませんでした
夏だったこともあり、行動中では滝のように汗を流し、濡れる状態になっていましたが下山後の温泉でにだ時のチェックでは問題なし。温泉後、着ていたウエアをビニールに入れ、自宅の洗濯機に入れる際にもう一度チェックしましたがそこでも臭いは感じませんでした(ちなみに化繊のソックスは着用を感じる臭いになっていました)
メリノの防臭性の高さを実感することができます
残念なところ
いいところばかりではありません
天然素材の耐久性(ウール)
総合的にみるとメリットが多いWUNDERWEAR”ONE”ですが、あえて気になるところを挙げるとすれば使用しているメリノウールという素材そのものの耐久性です
天然素材を使用しているので虫に食われやすく、保管がデリケートだったり、使用するにあたって毛玉ができてしまったりします
メリノウールのソックスを試した時に、数回の山行で穴があいてしまったことがあります。同じソックスの化繊バージョンは数回どころか一年以上使っていても穴ひとつあいてません。私の歩き方とメリノウールの相性が悪いだけかもしれませんが、メリノウールはタフな使用環境において耐久性は心配なところではあります
着用を始めて約3ヶ月、今のところは全く問題ありませんが、今後どうなるか、、(更新していきます)
化繊に比べ乾きにくい
速乾性が高くないのがメリノウールの弱点
WUNDERWEAR”ONE”はメリノウールとポリエステルの混紡になっていて、100%メリノウールに比べれば多少は速乾性の弱点は改善さていますが、100%ポリエステルに比べれば速乾性は低く、乾きにくいです
濡れていても保温性が下がらず、ベタベタもしないのでプラマイゼロって感じですが、速乾性を優先させたい人にとってはおすすめできません
おわりに
Bringのアンダーウエアを紹介しました
約45時間履き続けても全く臭うことのないパンツは長期の縦走やトレイル、旅行などにおすすめです!
メリノアンダーで臭いの悩みから解放されましょう
最後まで読んでいただきありがとうございます
ではまた
快適なアンダーウエアを探している