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レビュー【プロモンテダウンポンチョ】汎用性が高くて夏キャンプから冬キャンプまで活躍

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こんにちは、opoです(opo_85)

私にとってのポンチョのイメージは雨具でした

ダウンポンチョってご存知ですか?

馴染みの薄いダウンポンチョですが、使ってみたらすごく便利だったのでレビューをします

ダウンポンチョの機能や使い方を紹介しつつ、実際に使ってみた感想と合わせてメリット・デメリットを徹底解説します 

プロモンテって?

プロモンテってなに?どこのブランド?

プロモンテは株式会社HCSが取り扱いをしているブランドです

主に登山用品やウエア、アウトドア用品を幅広く取り扱っています

1970年台のヒマラヤ遠征にも使用されていた 

プロモンテの歴史は古く、1970年代にはすでに多くの登山隊がプロモンテのテントを持ってヒマラヤ遠征に使っていました

私も山岳用のテントはHCSが取り扱っているブランド(ダンロップ)のテントを使用しています

品質 

テントやウエアなどは国産で、熟練の職人がひとつひとつ作られているため高い品質を維持している

作られた製品はひとつひとつ検品をしてから出荷されています

 

HCSホームページより

充実したアフターケア 

アフターケアも充実していて、ポール一本から修理が可能

プロモンテのことについて詳しくはHCSホームページよりご覧ください

それでは本日紹介するのがダウンマルチポンチョについて詳しくみていきましょう

ダウンマルチポンチョ

 

HCSホームページより
スペック
  • 素材:表地/20Dナイロン100%、中綿/ダウン80%・フェザー20%
  • 重量:約495g(ダウン量約120g)
  • 構造:シングル構造
  • 収納サイズ:φ13×25cm
  • サイズ:フリー
  • 付属品:収納袋

ポンチョとして使った時のサイズ

ポンチョのサイズはフリーサイズですが寸法は幅125cm、長さが106cmです

 

HCSホームページより

広げると一枚のキルトに、チューブ状にすることも可能 

広げると長さが倍の212cmになります

ジッパーがついていて、広げた状態で縦に折ってジッパーを閉めるとチューブになります

収納サイズ比較

収納サイズは13cm x 25cmで500mlのペットボトルと比較するとこんな感じです

試しにユニクロのウルトラライトダウンも横に並べてみました

重量は495グラムと500グラムを切る軽さです

このダウンポンチョはコンパクトな寝袋と比べて特別コンパクトというわけではありませんが、使い方のバリエーションの多さに魅力があります

実際に使ってみて・多用途に使えて便利!

広げればダウンブランケット 

ジッパーとボタンを外して広げると212cm x 125cmの一枚のキルトになります

これだけ大きいとブランケットとして肩から羽織ったりすることもできますし、複数人で膝掛けとして使うこともできます

ハンモックのトップキルトとしてかなり便利! 

ハンモック泊をするときのトップキルトとして使うとかなり便利です

寝る前までは寒ければポンチョとして防寒して、寝る時にはキルトとして寝袋の代わりになるので一台二役!

多様に使えるので装備を減らす事ができます

気温が10℃以上の環境であればトップキルトとして使っても寒さは感じませんでした(ハンモックはアンダーキルトも使用)

座っている時は足まですっぽり覆える!

座っている状態で足まですっぽりと覆うことができます(写真はあぐらで座っている状態)

これが思った以上に暖かくてびっくりしました

ダウンが入っているので保温もしてくれるし、風もブロックしてくれるので体感以上の効果があると実感!

夏場の簡易寝袋として使える! 

暑い季節の簡易寝袋として使うのも十分に可能であると感じました

マミー型の寝袋は夏場には中に入らずにかけ布団のように使うことがあります

そんなときに半分だけジッパーを閉めてチューブ状にすることで足だけ入り、上半身は掛け布団のように使うことで快適に過ごせそうです

こんな時に便利

暑い季節は寝袋を装備に加えるか迷います

どうせ暑いから多分寝袋は必要ない、でももし夜に肌寒かったらどうしよう

このポンチョはそんな時にちょうどいいです

裾を絞れるわけではないのでずれると足が出てしまいます

気温が高い時は寝ていてそんなに気になりませんが、気温が低くなると足が冷えることも

持っている寝袋をブーストさせる 

チューブ状にした状態だと肩まで入ると狭いですが、足から胸まではいるには問題ありません

ものすごく長い腹巻きのような感じです

持っている寝袋の中に入れれば保温力をブーストさせることもできます

残念なところ 

実際に使ってみて残念に感じたところも紹介します

チューブ状にしたときに狭くて入れない

先ほども言いましたが、チューブ状にした時に幅が狭く、肩まで入る事ができません

夏場や寝袋との併用時には腹巻きのようにして使ったり、掛け布団として使えば問題ありませんが、単体での使用に寒さを感じても肩まで買いれないのちょっと残念

ジッパーを閉めると幅が約62.5cmなので寝袋として単体で使う場合はジャケットを着るなどする必要があります

裾が絞れたらもっと便利に使えるのに

チューブ状にした時に両方の裾部分が絞れたらものすごく便利なんですが残念ながらそれはできません

裾が絞れるようになっていれば使える季節がもう少し増えるのにちょっと残念です

寝袋として使う場合には季節によって足元の冷え対策も必要になってきます

首元にもう少しゆとりが欲しい 

ポンチョとして使った場合にフード部分のジッパーを閉めると窮屈さを感じます

ポンチョとして使う時はジッパーを開けておけば問題ないのですが、寒い時にジッパーを閉めたくても窮屈さを感じてしまうのが残念でした(※私の頭や顔がでかいだけの可能性アリ)

ボタンの意味が分からない・もったいない

このポンチョはジッパーがついているところにボタンもついています

ジッパーがついているのに同じところにボタンがあって、その活用法が私にはわかりませんでした

チューブ状にした時にはボタンが止めることができません

チューブ状にした時にボタンを止められるとものすごく便利になるんですがそれができないのがすごく残念でした

ハンモック泊でも使えるようになったらいいのに

残念なところで紹介した、裾が絞れるようになっていて、さらにボタンが止める事ができればハンモックのチューブキルトやアンダーブランケットとして代用できそうなのにそれができないのはハンモックが大好きな私にとって残念でした

(トップキルトとしては使える!)

ハンモックでの使用を考えている人はハンモックにも対応しているポンチョ兼キルトがあるのでそちらがおすすめです

アクシーズクインのウンカイや三鷹のアウトドアショップ・ハイカーズデポのオリジナルブランド、ハイランドデザインFlapWrapがポンチョやアンダーキルトとして使えるアイテムです

すでにアンダーキルトを持っている人はアンダーキルトとハンモックの間に挟み込むことで保温効果の向上は狙えると思います  

ハンモックのアンダーキルトとして使うには少しカスタムをする必要があります(近々やってみようと思います)

まとめ

スペック
  • 素材:表地/20Dナイロン100%、中綿/ダウン80%・フェザー20%
  • 重量:約495g(ダウン量約120g)
  • 構造:シングル構造
  • 収納サイズ:φ13×25cm
  • サイズ:フリー
  • 付属品:収納袋
特徴・メリット
  • 広げると一枚のキルトになるのでブランケットとしても使用できる
  • ジッパーを止めるとチューブ状になるので簡易寝袋として使用できる
  • 持っている寝袋の保温力をブーストさせられる
  • ポンチョとして使うと足元もですっぽりと覆えるので思った以上に暖かい
残念だったところ
  • チューブ状での使用では肩まで入ると狭い
  • 裾が絞れると足元の冷え対策ができる
  • ポンチョとして使った時に首元のジッパーを閉めると窮屈(個人差あり)
ダウンポンチョはこんな人におすすめ!
  • 装備をできるだけ少なく、軽くしたいULハイカー・キャンパー
  • 一つの道具を多種多様に使いたいミニマリスト
  • 持っている寝袋の保温力をブーストさせたい人

おわりに 

以上、プロモンテのダウンポンチョの紹介でした

冬の防寒対策や夏場の簡易寝袋として年間を通して使う道具になりそうです

ハンモックでも使えるようになるともっと便利になるかなと正直感じていますので時間を見つけてカスタムしてみようと思っています(カスタムしたらまた紹介します!)

最後まで読んでいただきありがとうございました

何かみなさんの道具選びの参考になれば嬉しいです

ABOUT ME
opo85
キャンプ、登山、釣り、ウインタースポーツなどアウトドアが大好きな30代。小さい頃から大好きだったキャンプを中心にアウトドアを楽しんでいます。
パタゴニア

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