山梨百名山のひとつ、「入笠山」に登ってきました!
この記事では、沢入登山口から入笠湿原を経由して入笠山に登るピストンルートを紹介をします!
入笠山(にゅうかさやま)1955m
入笠山は長野県富士見町と伊那市にまたがる南アルプスの最北に位置する山です、標高1955mあり、日本三百名山や信州百名山、甲信越百名山などに選定されています
登山ルート
入笠山 / opoさんの入笠山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
プラン | 日帰り |
行動時間 | 2時間45分〜3時間 |
歩行距離 | 約6.5km |
標高差 | 約532m |
登山ルート |
---|
沢入登山口(10:03) → 山 彦 荘(10:49) |
山 彦 荘(10:52) → 入 笠 山(11:17) |
入 笠 山(11:44) → ヒュッテ入笠(12:01) |
ヒュッテ入笠(12:03) → 沢入登山口(12:48) |
沢入登山口駐車場
スタート地点となる沢入登山口には無料の駐車場があります
舗装された林道で運転しやすく、駐車場には30〜50台くらいの駐車スペースがあり、トイレも設置されています
入笠山の周辺は環境保全のためマイカー規制が実施されていますが、沢入登山口までは通行が可能です
冬季期間も沢入登山口までは通行する事ができます
沢入登山口 → 山 彦 荘
登山口からは緩やかな登りとなり、シラビソの樹林帯を歩きます
登山道はすれ違いがストレスなくできるくらいの幅があり、すごく歩きやすくなっています
シラビソは葉が小さく、紅葉はしていましたが、控えめの色づきで、「紅葉キレイ!」って感じることはできませんでしたが、すごく静かな山歩きを楽しむ事ができました
登山口から45分ほどで「入笠湿原」に到着します
すずらんの群生地としても知られ、毎年5月下旬〜6月ごろに咲き誇ります
私が行ったのは11月の初旬だったので少し寂しい感じになってはいましたが、白樺の木の白さが際立っていました
山 彦 荘 → 入 笠 山
入笠湿原には山荘「山彦荘」があり、ベンチなども多く設置されているので休憩をとるのにピッタリな場所です
山彦荘は4下旬〜11月中旬にかけて営業している山小屋です(12月〜4月までは基本的に休業)
宿泊、食事のほか、売店もあるのでお土産も買う事ができたりします
山彦荘からは車が通れる林道と並走するように登山道があり、どちらを通ってもOKです
シーズン中にはたくさんの花が咲き誇る花畑も野焼きされた後で寂しい感じになっていました
この中を通って入笠山山頂を目指します
花畑を過ぎると山頂までは急な登りの区間となります
今回紹介しているコースの中で一番急な登りの区間ですが、そこまで長くないのでご安心を
山頂直下で、「迂回コース」と「岩場コース」の分岐があります
私は、
迂回コース=岩場コースよりも楽そうだな
と、思い迂回コースを選んだのですが、そんなことはありませんでした
迂回コースもしっかり急登なので覚悟しておいてください
迂回コースも岩場コースも所要時間は15分となっていますが、体感では迂回コースの方が時間がかかりました
360度パノラマ!入笠山山頂
登山口から1時間10分、最後の急登を登り切ると景色は一気に開け、山頂に到着します
山頂からは360度の大パノラマ!
山頂にはベンチなどはありませんが、広いスペースがあるのでお気に入りの景色を探して休憩しましょう(私は八ヶ岳を見ながら休憩しました!)
入 笠 山 → ヒュッテ入笠
下山時は花畑を通らずに「ヒュッテ入笠」から回って下山します
(とはいってもヒュッテ入笠は花畑のわきにある山小屋です)
通年を通して営業している山小屋ですが、平日は休業していることもあるので利用の際には必ずホームページで確認・予約が必要です
4月下旬〜11月上旬までは宿泊利用ならヒュッテ入笠まで車で乗り入れができます(宿泊利用者のみ)
ヒュッテ入笠のすぐ横にはトイレがあります(和式)
ヒュッテ入笠 → 沢入登山口
ヒュッテ入笠から沢入登山口までは通ってきた道を下山します
45分ほどで沢入登山口まで戻る事ができます
最寄りのコンビニ
中央自動車道・諏訪南ICから沢入登山口に向かう際、ローソン富士見町富士見店が寄りやすいコンビニです
立ち寄り湯
下山後に寄りやすい温泉施設は、「ゆーとろん・水神の湯」が近くて寄りやすいのでおすすめです
料金 | 大人:950円 子供:750円 |
開館時間 | 平 日:11:00~19:30(最終受付19:00) 土日祝:11:00~20:30(最終受付20:00) |
休館日 | 毎週水・木曜日定休 (1月・2月・8月は木曜定休) |
公式ホームページ | ゆーとろん・水神の湯 |
私が行った時がまさに臨時休業中だったため、急きょ、「金鶏の湯」にいきました。金鶏の湯は、お風呂がひとつと、サウナがあるだけのミニマムな銭湯ですが、南諏訪ICからは近いのでゆーとろんが定休日の時なんかにはおすすめです
秋山であると便利な「ゲイター」
夜はグッと気温が下がり、冷え込んでくる季節には夜に霜が降り、日中気温が上がって霜が溶けます
「凍結」と「解凍」が繰り返される登山道のコンディションは悪くなり、ヌカるんでいる箇所も多くなります
そんな時にウエアを汚れから守ってくれるのが「ゲイター(スパッツ)」です
秋〜冬にかけてのハイキングでは必ず携帯するアイテムです
おわりに
入笠山の登山ルート紹介でした
山頂での360度パノラマは圧巻だったのと、八ヶ岳を間近に「見て」楽しむ事のできる最高の山でした!
時間に余裕がある人は大阿原湿原と合わせてハイキングするコースもあります
最後まで読んでいただきありがとうございました
ではまた!