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【日本百名山・苗場山】7月|祓川登山口から登るピストンルート「日帰り」

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こんにちは、opoです(opo_85)

この記事では、苗場山に登ってきた登山ルートを解説します

祓川登山口から苗場山を目指すピストンルートで、往復で約13.7kmの登山ルートの紹介です

日本百名山・苗場山

苗場山(なえばさん)は、新潟県湯沢町、津南町と長野県栄村にまたがる三国山脈に属する、標高2145mの山で、日本百名山の他に、花の百名山、信州百名山、甲信越百名山、新潟100名山などに選定されています

苗場山の麓には、フジロックフェスの開催地でも有名な苗場スキー場があります

(7月末はフェスの影響ですごく混むので避けた方がいいです)

湯沢町は日本有数の豪雪地帯でもあるので、冬はスキー・スノーボードで賑わいます

登山ルート

神楽ヶ峰・苗場山 / opoさんの苗場山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

祓川登山口からのピストンルートで、往復で約13.7km、7.5時間〜8.5時間ほどで登山口まで帰ってくることができます

登山ルート
所要時間チェックポイント
祓川登山口
20分和田小屋
2時間10分神楽ヶ峰
1時間15分苗場山
1時間10分神楽ヶ峰
2時間和田小屋
15分祓川登山口

距離も長いし、時間もかかるので、日の長い時期に登るか、早朝の出発がおすすめです

祓川登山口(駐車場)

祓川登山口には駐車場があり、有料で、後払いシステムです(帰りにゲートで支払いをします)

かなり広いスペースで、ザッと見ても100台以上は駐車できそうなスペースがあります

駐車場にはトイレが2箇所あり、一つはスキー場が営業している時にやっているレストランのトイレが利用できるのと、駐車場の料金所の近くにも公衆トイレがあります

どちらも利用時には協力金を支払うようになっているので、小銭を持っていくようにしましょう

和田小屋まで

駐車場からは、20分ほど舗装路を歩いて和田小屋を目指します

緩やかですが、けっこう長い・・・

和田小屋到着。自動販売機もあるので、万が一、飲み物を忘れてしまった人はここで

(ちなみに、和田小屋に宿泊する人は、ここまで車で来ることができます)

和田小屋の近くに登山届の投函BOXが設置されています

神楽ヶ峰まで(2時間10分)

ここからいよいよ登山道になってきます

はじめはゲレンデ内を歩きます

1時間短縮できるのはかなり大きいですが、お値段がかなり・・・VIP専用ですね

私が登った日は平日だったこともあり、運行していなかったので登山道で頂上を目指します

ゲレンデから樹林帯に入ると、うっそうとした森の中の登山道になり、梅雨時だからか、地面がヌカルんでいる場所も多かったです

登山道はゴロゴロとした岩が多く、足の置き場を考えながらの登りになるので、思いのほか体力を消耗しました

駐車場から1時間20ほどで、かぐらスキー場で一番標高の高い場所にある、第5ロマンスリフトの下り口が見えてきました(ここからは人工物はほとんど見えなくなります)

神楽ヶ峰までは、下ノ芝、中ノ芝、上ノ芝のチェックポイントがありますが、下ノ芝、あたりから木道あり、歩きやすくなります

中ノ芝、上ノ芝は開けてきて気持ちいい(晴れていれば展望もよし)

私が登った日は麓は晴れていたのですが、山頂付近は雲に覆われていました

ちょうど、上ノ芝あたりから徐々に視界が悪くなりはじめます

登山口から2時間30分、神楽ヶ峰に到着です

苗場山は「花の百名山」にも選定されているので、道中では花が咲いているのを楽しむことができます

神楽ヶ峰の標識のすぐ横にもキレイな花が咲いていました

神楽ヶ峰あたりは木々もだいぶなくなり、視界がひらけます

眼下には田代湖が見え、晴れていれば、谷川岳などの谷川連峰が見えるはずだったのですが・・・

それでも雲の切れ間からは深い森が広がり、人工物のない景色を楽しむことができます

苗場山まで

神楽ヶ峰からは一旦下ります

途中、「雷清水」の水場があります

登ったのは7月ですが、水はかなり冷たく感じました(冷蔵庫に入れていたくらいに)

この日は蒸し蒸しと暑かったのもあり、一気に飲みましたがお腹は問題ありません

下り切ってからは、苗場山の山頂に向けて最後の登りになります(結構キツい)

ゆるやかに登っていきますが、雲尾坂の標識を堺に、登りは一気に急になります

標識では山頂まで20分となっていましたが、実際には30分ほどかかりました

危険なほどではないですが、ここまで登ってきて、体力を消耗しているので余計に登りが急に感じました・・・

雲の中にいたので景色は全く楽しめませんでしたが、途中、小さな洞窟のような暗い場所で「ヒカリゴケ」を見ることができました

山頂の湿原エリアに到着する少し前にある、ロープがかかった場所があります(これを登ったらもうすぐ山頂です)

山頂付近では周回できるように木道があり、雪解け水でできた池があります

登山口からだいたい3時間30分、山頂に到着です(真っ白)

山頂には「苗場山頂ヒュッテ」があり、宿泊ができるほか、売店もあるのでビールやカップ麺なども購入できます

手拭いやTシャツなんかも販売しているので思い出やお土産にもぴったりです

入り口に置いてある、自由に飲んでいいお茶、ありがたい

山頂付近には、あちこちにベンチが設置されているので休憩するのにぴったりです

本来なら広がる700haの湿原

晴れていれば、山頂付近は、およそ700もの広大な湿原が広がっています

700ha(ヘクタール)は、東京ドーム149.7個分に相当する広さです

昼食はカップヌードルシーフード、私の定番はカップヌードルです

下山:神楽ヶ峰まで

ご飯を食べながら30分ほど休憩しましたが、晴れてくる気配もないので早々に下山することにしました

帰りは来た道をひたすら戻ります

雲尾坂までの急な下りはやっぱりキツく、膝に力が入らなくなります

帰りにもやっぱり水場で補給、冷たい水は最高です

下山:和田小屋まで

神楽ヶ峰をすぎると、「又スリ岩」があります

難所というほどでもありませんが、岩を登る場所が1箇所だけあります

下山中、上ノ芝あたりからまた晴れ間がでてきました

この日も湯沢周辺は晴れ予報だったのですが、なかなか思い通りにはいかないですね

山頂付近は気温も20℃ほどで快適だったのですが、下山するにつれて気温が上がってきます(気温が上がると汗が滝のように吹き出します)

下山:祓川登山口まで

和田小屋から祓川登山口までの林道は20分ほどですが、長く感じます

祓川登山口からのピストンルートで、往復で約13.7km、7.5時間〜8.5時間ほどで登山口まで帰ってくることがでるコースの紹介でした

日の長い時期なら、初心者でも日帰りのできるコースです

最寄りのコンビニ

湯沢IC方面から

関越道の湯沢IC方面からだと、セブンイレブン中越湯沢神立店が最寄りのコンビニになります

月夜野方面から

関越道の月夜野方面からくる場合、ローソン群馬赤谷湖畔店が最寄りのコンビニですが、営業時間が06:00〜22:00のため、注意が必要です

早朝着や夜中に着くような場合には、セブンイレブンみなかみ布施店が24時間営業のコンビニです

立ち寄り湯

この辺りにはたくさんの温泉施設があります

湯沢IC付近には湯沢温泉、月夜野方面に行っても、猿ヶ京温泉、貝掛温泉、法師温泉、など、日帰り入浴が可能な温泉施設がたくさんありますが、この記事では、登山口から近い、二つの温泉を紹介します

街道の湯

祓川登山口から一番近い温泉施設が「街道の湯」です

道の駅「みつまた」が隣接しているので立ち寄るのにもおすすめで、食事やお土産を買うことができます

街道の湯の情報
営業時間10:00〜21:00(最終受付20:30)
定休日火曜日(祝日の場合は後日振替)
施設ロビー、露天風呂、休憩室
料金大人:600円
小人:250円(4歳〜小学生)
公式ホームページ街道の湯
2023年7月調べ

宿場の湯

国道17号線に出てから、月夜野方面に10分ほど走らせると、かぐらスキー場の田代ステーションの近くにあるのが、「宿場の湯」です

街道の湯の情報
営業時間10:00〜21:00(最終受付20:30)
定休日木曜日(祝日の場合は後日振替)
施設ロビー、サウナ、休憩室
料金大人:600円
小人:250円(4歳〜小学生)
公式ホームページ宿場の湯
2023年7月調べ

湯沢ICから帰る場合にはICまで遠くなってしまいますが、月夜野ICまで一般道で帰る人には宿場の湯もおすすめです

露天風呂はないけど、サウナがついています

おわりに

祓川登山口から苗場山を目指すピストンルートの紹介でした

今回は山頂に行くにつれて雲の中に入ってしまったのでまたリベンジしたいと思います

最後まで読んでいただきありがとうございました

ABOUT ME
opo85
キャンプ、登山、釣り、ウインタースポーツなどアウトドアが大好きな30代。小さい頃から大好きだったキャンプを中心にアウトドアを楽しんでいます。
パタゴニア

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