そんな人におすすめなのが「竜ヶ岳」です
この記事では竜ヶ岳のコース概要やポイントを解説します
何かみなさんの参考になれば嬉しいです
山梨県・巨摩郡身延町【竜ヶ岳・1485m】
竜ヶ岳は山梨県巨摩郡見延町と富士河口湖との境に位置する標高1485mの山です
山梨百名山にも選定されている山で、富士五湖の中で最も深さのある本栖湖の南側にそびえていて、富士山の景色を楽しみながら登る事ができます
冬の時期には富士山の頂上に太陽がさしかかる「ダイヤモンド富士」が見ることができる山として写真家にも人気の山です
コース概要
竜ヶ岳 / opoさんの竜ヶ岳(山梨県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ
下山後に活動記録を停止させないまま車で走り出してしまったためゴール地点が離れた場所になってしまいました
そのせいで距離もおかしなことになってしまっていますが実際のコースは5キロほどです
本栖湖駐車場 →東海自然歩道入口 → 見晴台 → 分岐 → 竜ヶ岳 → 分岐 → 東海自然歩道入口 → 本栖湖駐車場
コースタイムはゆっくり歩いて3時間半〜4時間ほどです
駐車場情報
駐車場は本栖湖の湖畔にいくつかあります
登山口から1番近いのが竜ヶ岳登山者専用駐車場ですが、冬季は閉鎖されているのと、1番近いだけあって混みやすいので入れない場合は本栖湖駐車場に駐車しましょう
本栖湖駐車場も満車の場合は本栖湖畔駐車場、県営本栖湖駐車場があって全ての駐車場が無料です
ポイント紹介
本栖湖駐車場から歩き始めると「東海自然歩道」があるので自然歩道を使って登山口まで歩きます
東海自然歩道は1都2府8県におよび自然と文化財などを歩く全長1734kmの長距離自然歩道です
傾斜もなく、気持ちのいい樹林帯を歩きます
私が登ったのは2月だったので木には葉もなく、日が差して特に気持ちのいい歩道でした
ですが季節は2月、日中に日の当たらない場所では所々に雪が残っています
登山口に到着しました
ここは分岐になっていて、そのまま平坦な本栖湖周回コースと、竜ヶ岳の登山口の二手に別れていて、登山口方面に進みます
ここから徐々に傾斜がキツくなり、標高を上げていきます
しばらく雪は降っていなかったのでほとんど雪がなかったのと、北に面した斜面で、地面が凍っていたためにヌカるみもなく歩くことができます
しばらく歩くと、樹林帯の向こうに富士山が見えてきます(キレイ)
ベンチもあるのでちょっと休憩するのにもいい場所です
富士山が見え始めてからは日が当たる登山道になるので凍った地面は溶けていて、ヌカはじめます
スパッツを装着するのがおすすめ(チェーンスパイクも装着したほうがいいです)
緩やかに少し下ってから長い登りが始まります
(下の写真、樹林帯の向こうに見える山が竜ヶ岳)
樹林帯はここまでで、登りに入ると今度は笹原の間を進んでいきます
視界がよく、振り返れば富士山を囲んでいる山々も綺麗にみることができます
駐車場から大体1時間ほど歩くと見晴台に到着します
樹林帯を抜けてからはずっと登りなので結構キツイです(この先もまだ続く)
下の写真の見晴台の上に見えている山の上まで一気に標高を上げていきます
富士山を横目に見ながら傾斜がキツく、ヌカルんだ登山道を登っていきます
ヌカるみのせいでふんばりが効かず、普段よりも大変でした(チェーンスパイクを装着しなかったせい)
見晴台から25分ほどヌカルんだ斜面を登り続けると平坦な道になります
平坦になってから10分ほどで頂上です
途中1箇所分岐があり、湖畔登山口方面との分岐です(帰りはこっちを通ります)
所々雪が残っているので、雪とヌカるみを避けながら進むとやがて頂上に到着です
山頂までは1時間30分〜2時間くらいで登る事ができます
平日だったので人はほとんどいませんでした(到着したのが午後だったのもある)
富士山の右側にはうっすらと駿河湾を見ることもできます
帰りは途中の分岐から湖畔登山道方面に降りていきます
景色を楽しむなら来た道を戻るのがおすすめ!湖畔登山道方面は北斜面を下っていくので富士山は見えません
湖畔登山口方面にしたのには理由があります
来た道を下っていくのは景色はキレイでしたが、ヌカるみがひどかったので北斜面の登山道の方が歩きやすいと予測したためです
分岐地点からしばらく歩くと残雪が残っています
富士山こそ見えませんが、樹林帯の向こうに南アルプスや八ヶ岳、そして本栖湖を見ながら歩けるので景色を楽しみながら歩くことができます
樹林帯の登山道は冬は葉が枯れているために景色を楽しむことができるのは冬山のいいところだったりします
北斜面は傾斜もキツいのでチェーンスパイクは必須です(頂上で取り付けました)
チェーンスパイクがあればグリップを効かせながら歩くことができます
予測した通り、雪はありましたがヌカるんだ道よりも歩きやすかったです
登山道は所々荒れている場所もありますが、歩きにくいほどではありません
標高が低くなってくると雪はなくなってきますが、落ち葉で登山道が少し分かりにくいので注意が必要
しばらくあるくと南アルプスなどが見えなくなる代わりにまた富士山が見えるようになります
帰りは1時間30分ほどでもどってくることができ、周遊歩道を通って竜ヶ岳登山口までもどります
ここからは平坦な道なのでチェーンスパイクや軽アイゼンは外してしまっても大丈夫
登山口まで戻ってきたら東海自然歩道を通って駐車場まで戻ります
往復で4時間もあれば戻ってくることができるのでお昼前から登り始めても日没までには戻ってくることができます
1日かけて満喫したい人は竜ヶ岳の隣の雨ヶ岳までいって戻ってくるのもおすすめ!(プラス3時間)
竜ヶ岳の見どころは景色!
富士山の景色を満喫できる!
竜ヶ岳の見どころはなんといっても富士山です!
富士山までの直線距離は16キロで、近いので迫力満点の富士山の景色を楽しむことができます
竜ヶ岳は富士山の西側に位置しているため、日の出との相性もよく、時期やタイミングによっては富士山頂上に太陽がくる「ダイヤモンド富士」をみる事もできます
竜ヶ岳山頂からダイヤモンド富士を見るには12月中旬〜お正月の数日間です
南アルプス、八ヶ岳の景色も楽しめる!
竜ヶ岳山頂は笹原なので見晴らしがいいのがポイント
見えるのは富士山だけでなく、南アルプスや八ヶ岳、駿河湾も見ることができる山です
絶景を楽しみたい人に竜ヶ岳はおすすめの山です
キャンプ x 登山でさらに楽しむ!
本栖湖にはいくつかのキャンプ場があり、キャンプと登山を一緒に楽しむことができます
浩庵キャンプ場
浩庵キャンプ場は本栖湖畔にあるキャンプ場で、千円札のモデルになっている場所の近くであることも有名なキャンプ場です
ゆるキャンの舞台にもなっている大人気のキャンプ場ですが、人気の秘密はなんといってもその景色!
本栖湖と富士山を見ながらキャンプができる絶景キャンプ場なんです
- 営業期間:通年
- 予約:必要(インターネット)
- キャンプサイト:フリーオートサイト
- チェックイン:8:00〜(時間によって料金が変わります)
- チェックアウト:10:00
今回私が行ったのは浩庵キャンプ場
何度も来たことのあるキャンプ場ですが、最近では人気のため人が多い事もあり来たのは久しぶりでした(やっぱり景色は最高でした)
真冬の平日だったのでそこまで人は多くはなかってですが、それもそこそこに人がいるキャンプ場です(真冬でもこんなに人がいることにびっくりするレベル)
土日に行くのはおすすめしにくいキャンプ場です
浩庵キャンプ場について詳しくは公式ホームページからご覧ください
本栖湖キャンプ場
竜ヶ岳に登るなら本栖湖キャンプ場が1番おすすめ!
本栖湖キャンプ場は登山口に隣接しているキャンプ場!
キャンプ場からは富士山は見えないものの、登山口に隣接しているのでアクセスが良く、登山の後にキャンプをするにしても、キャンプの翌日に登山に行くにしてもおすすめ
サイトは林間サイトなのでテントだけでなく、ハンモック泊やタープ泊も楽しめます
車も乗り入れできるので登山道具と合わせて荷物が多くなってしまっても安心です
予約不要で利用できるのもいいところ
- 営業期間:4月1日〜11月30日
- 予約:予約不要
- キャンプサイト:林間オートサイト(フリー)
- デイキャンプ:大人500円、小人300円
- チェックイン:8:00〜
- チェックアウト:12:00(目安)
本栖湖キャンプ場はこちらの記事でも解説していますのでよかったらご覧ください
本栖湖キャンプ場についてもっと詳しく知りたい人は公式ホームページへ
最寄りのスーパーやコンビニ
本栖湖の周辺にはスーパーやコンビニはありませんので事前に買い出しは済ませておきましょう
河口湖方面から来る場合、河口湖周辺で買い出しをするのがおすすめです
本栖湖までつながっている国道139号線沿いにマックスバリューがあるのと、コンビニも何軒かあります
本栖湖から1番近いコンビニはセブンイレブン山梨鳴沢店です
東名高速、富士IC、新富士IC方面から来る場合、スーパーはIC近くに何軒かあります
コンビニはファミリーマート富士宮朝霧店が1番近くのコンビニです
あとは道の駅「朝霧高原」があります
おすすめの季節は3月〜10月
今回私は2月に登りましたが、気候としてはいいんですけど、雪がありますのでおすすめの時期は3月〜10月、11月くらいまでがおすすめです
冬は雪がなくても朝晩の寒暖差で登山道はヌカるみ、荒れますのでおすすめできません
ショルダーベルトに携帯を入れれるとアクセスが抜群!
私は登山や釣りの時によく携帯で写真を撮ります
そんな時に洋服のポケットからいちいち携帯を取り出すのにストレスを感じていたのですが、それを解決してくれたのが、
汎用性が高く、大体どんなバックパックのショルダーベルトにも取り付けることができます
カラーもブラック、ダークベージュ、グレー、モスグリーンと豊富なのでバックパックにぴったりな色を選ぶ事もできます
スナップについて詳しくはこちら
おわりに
山梨百名山「竜ヶ岳」に登ってきた体験談でした
冬山は気をつけないといけない事もありますが、人は少なく、のんびりと過ごすことができるのでおすすめです
標高の低い低山でも十分に楽しめますよ!
最後まで読んでいただきありがとうございました
何かみなさんの参考になればうれしいです