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丹沢【鍋割山】12月・寄登山口から後沢乗越を経由して山頂へ登るピストンルート

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こんにちは、opoです(opo_85)

表丹沢の盟主のひとつ、「鍋割山」に登ってきました!

この記事では、寄(やどりぎ)から欅山(くぬぎやま)、後沢乗越を経由して鍋割山(なべわりやま)に登るピストンルートを紹介します

寄登山口からのルートは人が少なく、静かな山歩きを楽しむことができました!

鍋割山へはどこから登っても距離の長いルートですが、山頂で待っているのは絶景と絶品です!

鍋割山・1272m

鍋割山は「丹沢大山国定公園」内にあり、丹沢山地の南部に位置する標高1,272mの山です

山頂からは富士山が望めるほか、湘南エリアや箱根、伊豆まで見渡すことのできる山です

登山ルート

ルート概要
プラン日帰り
行動時間5時間47分
歩行距離約12.7km
行動時間については体力によりますので参考程度にお考えください
登山ルート
駐 車 場 (06:40) → 櫟 山 (08:07)
櫟 山 (08:08) → 後沢乗越(08:49)
後沢乗越(08:49) → 鍋 割 山 (09:39)
鍋 割 山 (10:00) → 駐 車 場 (12:29)

YAMAPの記録も公開しているので詳しく知りたい人はこちらも見てみてください

鍋割山・鍋焼きうどんを食べに行ったのに早く着きすぎて山荘やってなかった件 / opoさんの鍋割山(神奈川県)櫟山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

寄自然休養村管理センター駐車場

寄(やどりぎ)から鍋割山へのアクセスするなら、寄自然休養村管理センター駐車場に駐車することができます(無料での利用が可能)

鍋割山やシダンゴ山への拠点になる駐車場です

車場から鍋割山へと向かう途中、

駐 車 場 (06:40) → 櫟 山 (08:07)

駐車場からは里山の集落を抜けて登山道を目指します

民家の私道を地図を頼りに歩きますが、迷うような箇所はありません

途中、「松田町ロウバイ園」があり、2万本以上のロウバイが植えられていて、1月中旬〜2月下旬にかけては小さな黄色い花が咲くそうです

このロウバイ園にはトイレがあるので、麓でトイレに行きそびれた人はロウバイ園のトイレを借りましょう

出発は7時前だったのでちょうどあたりの山に日が当たり始めてきれいでした

舗装された道を進みますが、見晴らしのいいところまで来たところで折り返すように分岐しているところがあり、通り過ぎないよう注意が必要です(看板があるので見逃さないようにしましょう)

舗装路が終わる頃、茶畑の脇の登山道を通ります

里山歩きはその土地の生活圏に入らせてもらうので、ガッツリ登山道とは違った風情を感じることができました(丹沢の麓でもお茶を作っている地域があることは知りませんでした)

茶畑の脇を抜け、鹿柵を越えるといよいよ本格的な登山道になっていきます

勾配は徐々に急になってきて、つづら折りの登山道となります

しばらくすると、作業用の林道との分岐が何箇所かありますが、登山道の案内があるので迷う心配はありません(分かりやすかった)

駐車場から約1時間30分、最初の経由地、「櫟山(くぬぎやま)」に到着です

ベンチなどはありませんが、平坦になっているので休憩するのにちょうどいい場所です

鍋割山まではベンチが設置されているような、休憩を取りやすい場所がありません。ペースをしっかりと確認しながら、意識的に休憩をとりつつ行動しましょう

櫟 山 (08:08) → 後沢乗越(08:49)

櫟山を過ぎると、栗ノ木洞(くりのきどう)までは勾配の少ない緩やかな樹林帯が続きます

登山道が何本もあるような場所がありますが、基本的にどれを通っても問題ありません(道に迷いそうな分岐には案内があります)

櫟山から15分、栗ノ木洞に着くと、そこから下りになります

勾配は結構急で、一気に標高を下げます

途中、滑りやすい箇所もあるので気をつけて歩きましょう

北側に面した斜面ではびっくりするくらいの長さの霜柱がありました(気温は氷点下でした)

下り切ったところから尾根道を少しいくと後沢乗越(うしろざわのっこし)の分岐点に到着です

この分岐点は大倉方面から続く登山道との分岐点になっていて、ここから山頂までは多くのハイカーが山頂を目指します

先ほどまで全く人がいなかったのに、大倉方面から鍋割山を目指す人の多さにびっくり!

歩荷さんも重たい荷物を背負って物資を届けるために山頂を目指していました(すごい)

後沢乗越(08:49) → 鍋 割 山 (09:39)

鍋割山までの道のりで一番キツい区間!勾配が急な尾根を一気に登っていきます

一気に標高を上げていくのでだんだんと見晴らしも良くなってきます

冬枯れした木々の間からはお目当てだった富士山が見えてきました(雪が降った後で白くなっててきれい!)

急な区間を過ぎると、そこからは整備された木道の登山道を歩きます

この辺りまでくると、振り返ると海の景色も楽しめるようになります(湘南エリア一望!)

両脇に背の低めの樹林帯を抜けると山頂に到着です!

駐車場から鍋割山山頂まで約3時間ほどで到着することができました

コースタイムは4時間10分になっていたのでもう少しかかるかと思いましたが、思ったよりも早く到着することができました

山頂からは富士山や南アルプスの山々が一望できるほか、静岡県側の愛鷹連峰も見ることができます

それと、丹沢山地特有の絶景、湘南エリアの街並みや海の絶景も楽しめます

箱根や伊豆方面の眺めもよく、富士山側にも、海側にもそれぞれベンチが設置されているので好き方で休憩しましょう

営業時間に注意!鍋割山山荘

鍋割山の山頂に建っている鍋割山荘は「鍋焼きうどん」が名物の山荘です

2024年現在では宿泊することはできませんが、土日祝、平日(火水木)のお昼の営業をしています

食事ができるほか、飲料水やビール、ジュースなどを購入することができます

私も山頂での鍋焼きうどんを目的に登ったのですが、痛恨のミスを犯してしまいました

山頂でゆっくり景色でも見ながら待つことも考えましたが、氷点下の中、1時間もゆっくりできるほどの防寒着を持ち合わせてもいなかったため、鍋焼きうどんは次回リベンジすることにしました

(営業時間はきちんと確認すること!待つ時間も考えて防寒着も必須!)

ちなみに、私が登ったのが土曜日だったのですが、しっかりと防寒した猛者たちは私が到着する前から山荘に並んでおりました・・・すご

鍋 割 山 (10:00) → 駐 車 場 (12:29)

駐車場までは約2時間30分ほどで戻ってくることができます

1月中旬からはロウバイが見頃!

駐車場から鍋割山へと向かう途中、寄ロウバイ園があります

早春のまだ寒さ厳しい1月から2月にかけて葉の出る前の枝に、黄色い花を多数つけ、あたり一面に甘い香りに包まれ、目と鼻で楽しむことができます

寄ロウバイ園では開花に合わせた1月中旬〜2月中旬で「ロウバイまつり」が開催され、20,000本のロウバイを楽しむことができます

1月の初旬に訪れたときはまだ1〜2分咲きといったところ

メリノグローブ、いい感じです

今回の鍋割山から導入したのがSWANYのメリノグローブ

これいい感じでした!

伸縮性があって、低山なら単体の使用でOK、薄手なのでインナーとしても使えるし、テント泊なんかの時でも防寒としてつけたままでも寝れそうなくらいに快適です

三鷹のアウトドアショップ、「ハイカーズデポ」で見つけて購入、価格がリーズナブルなのも魅力でしたが、使ってみて満足度はより高くなりました!

一応タッチパネルにも対応ですが、感度はあまり期待しない方がいいです

最寄りのコンビニ

国道246号線から県道710号線に入るところにあるセブン-イレブン 秦野菖蒲店が最終のコンビニです

立ち寄り湯

寄自然休養村管理センター駐車場から約25分(11.4km)のところに湯花楽(ゆからく)があります

湯花楽

料金平日:850円/土日祝:950円 
子供:350円(全日)
開館時間平日 9:00~24:00 / 土日祝 7:00~24:00(最終入館 23:30)
※年に数回のメンテナンス店休日あり
休館日年中無休
公式ホームページ湯花楽
(2023年12月調べ)

おわりに 

鍋割山の登山ルート紹介でした!

今回の鍋割山では名物の鍋焼きうどんを食べることができず、悔いが残る結果になってしまったので、時期を変えてまたリベンジしたいと思います!

みなさんはいく時には山荘の営業時間には気をつけて!それかしっかり防寒対策をして出かけましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました

ではまた!

ABOUT ME
opo85
キャンプ、登山、釣り、ウインタースポーツなどアウトドアが大好きな30代。小さい頃から大好きだったキャンプを中心にアウトドアを楽しんでいます。
パタゴニア

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